いつも何をしているのか法律事務所の仕事

“法律事務”と聞くと法律の知識が必要かと思いきやそうではありません。
専門知識を使うことは初めはほぼなく、PCを使った事務、接客、電話応対が主な仕事になります。
より具体的には電話応対、受付、お茶出しなどの接客、コピー、ファイリング、郵便物の対応、裁判・弁護士のスケジュール管理や裁判所へ書類提出、顧客との連絡や面談などです。
任される仕事に応じて職場の先輩や弁護士に相談しながら法律知識を習得していくことになります。
法律は覚えることが多く、わからないことも多く発生しますから、積極的に調べる、人に訊く姿勢が大切になります。
職場の空気は様々です。
電話応対以外は静かな職場もあれば、弁護士と事務の間で口答によるコミュニケーションが活発な賑やかな職場もあり、職場の空気は職員、主に上司である弁護士によるところが大きいです。
また事務を経験しておくことによって、年齢を重ねたとしても採用されやすいメリットがあります。
結婚、育児を機会にやめても復帰あるいは別の事務所に再就職ということもあります。
専門の知識を用いて依頼人と相談するのは主に弁護士の仕事になりますが、事務の仕事は依頼人の相談を進めるうえでやはり必要なものとなります。

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